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* 其の参 *

 ポン・デュ・ガール

ポン・デュ・ガール

まさに晴天…気持ち良い陽気が続いて、手前に広がる素晴らしい景色を
目の当たりにして気分は上々♪ 5EURO札の裏にもデザインされている
ガール川に架かる水道橋「ポン・デュ・ガール」です。
(先日、SFメトロカードの世界遺産コレクションとしても売り出されたばかり)
一番てっぺんまで登れるので行ってみたかったのですが、いつも私と妹が
戻りが遅くて、ちょっと時間内に帰れる自信がありませんでした^^;
(多分すっごい絶景が拝めるのでしょうね…!)


 アヴィニョン

法王庁宮殿 要塞みたいな趣き

城壁に囲まれた中世の街…中州でサン・ベネゼ橋(童謡「アヴィニョン橋〜♪
(Sur le pont d'Avignon, on y danse on y danse… )」で有名)の
写真を撮影していると、ポプラの綿毛が舞って幻想的でした。こぢんまりした規模ながら、
劇場とか学校が揃っていて、とっても不思議な空間。14世紀にローマ法王が移り住んだ
とゆー歴史的地区法王庁宮殿を早足で見学…サーっと通り過ぎちゃったんで、
よく覚えていないんですけど、歴代フランス王&王妃の像とか飾ってあった様な部屋が
チラっと見えたんで、もっとじっくりゆっくり中に居たかったのが本音です^^;
お土産屋は欲しい物の宝庫!ツアーで御一緒の皆さんをお待たせしちゃった
んですが、急いでガイドブックや中世ヨーロッパの絵本など買い揃えました☆


 リヨン

ときめきのプロヴァンス地方から少しばかり移動…中部のローヌ・アルプ地方へ。
中心都市であるリヨンはローヌ川とソーヌ川が交わり生まれた街、古い建物を残して
上品な雰囲気ながらも、朝の通勤風景などを見ると、かなり都会の印象。
日本の企業名が掲げられたビルも目に付きました。

フルビエールの丘よりリヨンの街を一望

高台になったフルビエールの丘から旧市街を見渡す事ができます。
かなり細くて運転しづらい道だったのに、運転手のレダさん手馴れたモンです☆(尊敬)
さて、リヨンと言えば…『風と木の詩』関連(パスカル&パトリシア兄妹の実家)を
思い出しますが、確か続編『神の子羊』でカールがリヨン大学神学部へ進む経緯が
あるんですよ。で、どうしても大学が何処にあるか見たかったんで、添乗員さんに
聞いてみたんですけど(流石にマニアックな質問する人が過去にいないと見えて)
「勉強不足で分かりません〜」と謝られてしまいました。ガイドブックによると
多分、右端あたりにあるハズなんですけどねー(いまいち見えなかった?)。
また『ジャンヌ』で御馴染みルイ11世も、絹織物の街として発展させたり
と縁のある地だなんて後日になって判明…何でもやる人だなぁ( ̄□ ̄;)!

ノートルダム・ド・フルビエール寺院

洗練された雰囲気を持つ美しい教会ノートルダム・ド・フルビエール寺院
…彫刻が素敵で、妹が感動してバシャバシャ写真に収めていました。
地元民か観光客なのか分からないけど、ここに来ていた若者達は皆
とても感じのイイ子ばっかりでした。通り過ぎる時に明るく挨拶してくれたり…
面白かったのは、外に出る時に前にいた私よりちょっと若いくらい(?)の
魅力的な女の子が優しく扉を持って待っていてくれたから、
フランス語で御礼を言ったら、(明らかに外国人って分かる容貌の私が)
喋るのが相当嬉しかったらしく、もう一枚の二重扉をニコニコしながら開けてくれた事。
(日本も同じだけど)一般人のが、そこいらの女優さんとかより、よっぽど美人が多いよね…。
***
「美食の街」で有名だそうですが…私、今回の(ほぼ文句ナシな)旅行で唯一
一言あるのは、ホテルが最悪だった点です。リヨンの街自体は決して悪くないだけに
非常に惜しい気が…今度は別のトコに滞在して過ごしたいです(><;)。

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